フィリピンの恵まれない児童に学校を! 給食を! 教育こそ貧困の連鎖を断ち切る力になる

ボランティアの声2012年

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M.Hさん フィリピン

CIMG0270 私にとってフィリピンは初めての海外だった。この活動があったのは昨年から知っていたけど、バイトしてお金貯めてこの活動に参加して本当に良かったって心から思いました。

フィリピンに行く前、異国の地でホストファミリーや同じRASAのメンバーと仲良くやっていけるか、ちゃんとフィリピンの人々とコミュニケーションがとれるか、など不安だらけでした。でもそんな思いはフィリピンで過ごしていくたびに薄れていきました。異文化と触れ合って慣れていくのは初めてだったけど、何よりホストファミリーと過ごすのが楽しかったからです。私のホストファミリーはお父さん、お母さん、子供6人という構成をしていて、お父さんとお母さんで小さなお店を経営しているのだけど、これだけでは家計が成り立たないため、海外にお金を稼ぎにいっている成人の子供5人からお金を仕送りしてもらっていました。決して裕福とはいえず、日本よりも経済的に未発達だけどみんな暖かくて親切で常に笑顔で、その分フィリピンの人々のあたたかさを実感しました。ホストファミリーは私の日常的なことをお世話してくれて、お母さんはおしゃべりな人ですごく明るくて理解できなかった英語やタガログ語を簡単な英語に直してくれて会話の内容を教えてくれたり、お父さんはジョークを言って、人見知りの私を笑わせてくれてくれたし、お別れのときに「麻央がいてくれたから私は幸せだった。」と言ってくれて、涙が出るほどうれしかった。書ききれないほどホストファミリーは私に優しくしてくれました。知り合いでない人に「Hello!」と言っても笑顔で返してくれるし、知らない人からも挨拶してくれました。近所の関係を尊重しない日本では見られない光景で、すごく新鮮で町を歩いていてとても気持ち良かった。徐々に近所の小さな子どもたちとも仲良くなって、学校とか近所で私を見かければ「アティ麻央ー!!」と呼んで手振ってくれたし、中には抱きついてくる子もいて、とても人懐っこくてかわいかった。学校まで私を迎えに来てくれる子もいたし、家に帰る私を待っててくれる子もいた。テレビやゲームがあまり普及してないフィリピンでの遊びは、基本的に外でスポーツだったけど、全力で走って、汗かいて笑ったの、いつぶりだろう。心から自然と笑みがこぼれました。また、RASAメンバーと一緒に活動できて、本当に良かったって思いました。学校を建設するお手伝いをしていく中で、いろいろ話したり、休憩時間にふざけあったり、一つのことを達成しあえる仲間、機会にであえて、私は幸せだと思いました。またフィリピンの人々とRASAメンバーに会いたいです。素敵な思い出、ありがとうございました。

A.Mさん 『日常』からの幸せ

RASAでのフィリピンボランティアを終えて、今まで自分が持っていた幸せに対する価値観が大きく変化しました。フィリピンを訪れる以前は、買い物をしたり、遠くに旅行したり、テレビや音楽などの娯楽などのように、お金を使ったり日常から離れたことをすることによって幸せを感じてきました。せっかくの時間に余裕のある大学生活をこのように楽しみたいと思い、そのお金をためるために学校以外の時間はアルバイトに打ち込んでいました。

しかし、今年の夏の18日間のフィリピンでの生活を終えて、今まで持っていた価値観ががらりと変えられました。フィリピンでの滞在当初は、お金がなくてどう娯楽を見つけるのか不思議で仕方ありませんでした。周りに映画館やゲームセンター、服屋などは無いし、ましてや海外旅行などを趣味にしている人はいませんでした。ところが、子どもたちの笑顔を毎日見ているうちに、幸せは日常にあるということに気付きました。学校では仲間と一緒に授業を受けれる幸せを感じ、学校後は友達と遊ぶ幸せを感じ、家でみんなと一緒にご飯を食べる幸せを彼らは感じているのです。実際私も、作業後に毎日した子どもたちとバレーボールの時間が一番好きでした。それ以外にもみんなで集まって談笑したりする時間も夢のように幸せな時間でした。このように、日本での生活からは想像できないくらい日常生活に幸せを感じ、幸せな生活がおくれる感謝の気持ちが生まれました。現代の日本では、お金があることで欲深くなり、日常生活を通り越して、その先のものまで獲得しようとしているような気がします。しかし、例えそれを得たとしても、人の心は豊かになれるとは思えません。まず日常の生活に目を向け、感謝することで本当の幸せを得ることができ、心が豊かになるのだと感じます。

フィリピンでの滞在からは本当にいろんなことを学び、感じとり、これからの自分の糧となりました。日常という幸せに感謝するとともに、それを肌で感じさせてくれたホストファミリー、子どもたち、アンケレスの方々、RASAのスタッフの方々、そして一緒にボランティアをした仲間達にも言葉に出来ないほど感謝しています。この感謝を忘れず、これからの人生を大切におくっていきたいと思います。

K.Yさん RASA2012

RASA2012のメンバーとしてフィリピンへ行ってから約2ヶ月が経とうとしている今、現地での思い出を振り返ってみると、懐かしいな~、ホストは元気にしているかな~って、ちょっぴり寂しく感じます(´・_・`)私はこの経験を通じて、たくさんの仲間ができ、2つめの家族もできて、なにより自分自身が大きく成長することができました。誰かのために何かをするって、こういうことなんだ!自分も成長させられるんだ!って活動を通じて感じました♪
私のフィリピンでの思い出!思いつくままに書きまーす(^o^)!
私のホストファミリーには、5歳のケビンがいたよ。みんなには金太郎って呼ばれてたね(笑)最初はすごくよそよそしくて、シャイボーイだったけど、終盤はたくさんあそんだな~。だるまさんがころんだを教えてあげたんだけど、ケビンはなかなかそれが覚えられなくって、、、そうそう!英語の宿題をみてあげてたんだけど、ケビンはどうしてもcanを”カン”って読んじゃって(笑)かわいかったなぁ!
向こうでは毎日マンゴーを食べたよ♪もう、ほんとおいしくて!!!また食べたい!でも一番おいしかったのはアイスクリーム(^ω^)!とにかく安い!わたしがアイス大好き!って言ったから、パパさんがよくアイスを食べさせてくれたよ。おねだりができるくらい、本当の家族みたいになれたよ♪
ホストの妹のお家には同じRASAのメンバーのあみさんが居て、なにをするのも一緒だった!お泊りもしたり、ショッピングをしたり、すごく仲良くなれた♪
毎日の作業は、車の荷台に乗って向かったよ~。町の人がみんな笑顔で手を振ってくれて、思い返すと本当いい人たちばかりだった。バケツにいっぱいに石を入れてバケツリレー。きつかった!でも、みんな笑顔で。現地の人たちのパワーにはやっぱりかなわなかったなぁ(笑)雨も決まって毎日昼過ぎに降ったよね!お昼はすごい量のご飯が届いて、、、懐かしい!!!SACSACってジュースが、いつもついていて。おきまりのマンゴーとメロン。チキン、スープ、異常な量の米。愛がいっぱいつまっていたなって改めて感じるよ。
作業後はママとジーが迎えに来てくれて帰ってミリエンダを食べたよ。サツマイモをあげたやつ、チョコレートミルク、アイスクリーム、、、全部おいしかったな。
パーティーの回数!!!異様に多い、スケールでかい!!!ケーキの色が青とか奇抜!!!もうほんとたのしかった!むこうのひとは毎日楽しそうだったよ。
お別れの日、ほんとあっという間の2週間半で、お別れがすごく悲しかった。過保護だ過保護だと思っていたホストとももうお別れだと思うとほんと寂しくて。RASAに参加してよかったって心から思った!一生忘れない、人生の宝物になったよ!

A.Yさん フィリピンでのボランティア活動

 私は、海外ボランティアに参加するのは初めてで、ちゃんと人の役に立つことができるのか、不安でいっぱいでした。私は、土砂運びやペンキ塗り、バケツリレーなど、いろんな作業をしましたが、どの作業も大変で、毎日筋肉痛の状態でした。暑さや筋肉痛と闘いながらの作業は想像していたよりも大変で、少し体調をくずしてしまうこともありました。それでも、ちょっとずつ校舎が完成していく様子が目に見えて、達成感を得ることができたし、そこで子供たちが勉強しているのを想像すると、とても嬉しく思えて、頑張ることができました。また、声をかけあって作業をしたり、みんなで一緒に食事をして過ごした時間は楽しくて、あっという間に感じました。最初は、ほとんど話したことのない人たちばかりの班で、仲良くなれるか不安だったけど、時間が経つにつれて、自分の班の人たちはもちろん、他の班の人たちとも仲良くなることができました。

ホームステイでは、お風呂は水で浴びなければならなかったり、トイレが水洗でなかったりなど、慣れない環境に戸惑い、最初のころは早く帰りたいと思っていました。しかし、ホストファミリーはとても親切で明るくて、いろんな場所に連れて行ってくれたり、たくさんのことを教えてくれたりして、毎日楽しく、充実した日々を過ごすことができました。また、多くのフィリピン料理を食べさせてくれたりもしましたが、作業場でも昼食やミリエンダをみんなで少しずつ交換したりしていたので、そこでもいろいろなフィリピン料理を食べることができてよかったと思います。そして、言葉はちゃんと通じなかったけれど、毎晩食事をしながらお互いの国のことや家族のことなどを話したり、写真を見せ合ったりして、国際交流を楽しむこともできました。たった数日間だったけれど、ホストファミリーとも仲良くなれて、ホームステイ最終日にはお互い涙でお別れすることができました。

フィリピンで過ごした日々は、私にとって最高の思い出になりました。今回、さまざまな体験や多くの人との交流、学校建設のお手伝いなどを通じて自分自身も成長できたと思います。このボランティア活動に参加して本当に良かったです。ホストファミリーに会いに、またフィリピンに行きたいと思います。貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。

A.Yさん RASA memoriesJ

7年ぶりのフィリピン帰省でした。海外でのボランティアとホームステイというのは初めての経験で、最初は不安ばかり、、、というよりはわくわくでいっぱいでした。
 ホストファミリーの第一印象は静かでおっとりした家族でした。姉弟も1日目の夜は近寄ってくれず、この先2週間半が不安でしかたがありませんでしたが、朝起きたらいきなり部屋に入ってきてくれたのでそこからの仲良しさは異常でした。長女のレインとはほんとに仲良し!英語がほんの少ししか話せないからほとんどがジェスチャーか効果音でコミュニケーションとっていました!
 フィリピン料理はどれもおいしい!でもさすがに肉ばっかりで毎朝「ノーミート!ベジタブル!フルーツ!」と叫んでいました。1週間便秘で苦しみましたが2週目に入ればお腹もなれていきました。日本では家でご飯を食べることが少なかったので、おふくろの味をかなり堪能できました。
 建設活動は、1週間目はそれほどすることがなく、逆にそれがRASAのメンバーと仲良くもなれ、小学校の子どもたちとも遊べる時間ができ、充実した日々をおくることができました。学校おわりは隣の遊び場で子どもたちと遊んだり、モールにでかけたり、ほんとに退屈だと思ったことが1分たりともなかったです。ホストファミリー以外の家族と子どもたちと仲良くなったことで余計別れるとき寂しかったです!
 このような貴重な経験をさせてもらったRASAに感謝です!RASA最高:)!

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