現地フィリピンでの物価上昇は、支援に大きな影響を与えています。
それは、配付食品数の減少です。
昨年9月から卵は1個につき1.3円、粉ミルク(33g入)は1袋につき3円値上がりました。
缶詰では、1缶27円値上りしているものもあります。
お米は現地スタッフのおかげで、なんとか1年前と変わらぬ価格で購入できています。

1回の配付予算は、平均10日分 1人約1,000円(授業日数で変動有)です。
配付は月2回実施しています。

配付食品の準備は栄養面を最優先に考え、まず米と卵、粉ミルクを購入します。
残金で昨年9月は缶詰を2缶購入出来ましたが、現在では1缶も購入できず、インスタントラーメンが精一杯です。
魚や肉、豆の入った缶詰を配付していたため、配付食品数の減少と共に栄養状態が懸念されます。

そこで、1月の理事会・月例会で対策として「追加支援」を決議し、予算内で対応できる範囲で2~7月の送金額を月平均 約2万円増額することとしました。

これにより、10日分で缶詰が1~2缶配付できる予定ですが、まだまだ不足しています。
栄養障害児童が少しでも体位改善できますよう、今後ともご支援をよろしくお願いいたします。

◆配付食品

1月 1回目:1月6日
・米 5㎏
・卵 10個
・粉ミルク 8袋
・インスタントラーメン 1袋

1月 2回目:1月21日
・米 5㎏
・卵 10個
・粉ミルク 8袋
・インスタントラーメン 2袋

※粉ミルク…33g/袋(200mlの牛乳相当)

◆1月送金額 約30.5万円
 食品購入額 約27.7万円+準備費用 約2.7万円