2月、日本の大学生たちがボランティア活動で建設した学校が竣工しました!

 ブラカン州パンディー地区サン・アントニオ小学校。

 藤井理事長が次年度準備で6月9日~15日、現地出張の折、現地を訪れ校舎教室を確認し、関係者に挨拶をしてきました。


 (藤井理事長)日本の春休み2月3日から19日まで南山大学、椙山女学園大学、名古屋女子大学、愛知大学から合計38名が「田舎の教育環境改善」のため、教室をプレゼントする学校建設活動に励みました。
 RASAが建設した校舎を囲む塀には、記念に参加ボランティアの手形が埋め込まれていました。

 フィリピンの新学年は6月スタートです。新学年から新教室で勉強が始まっていました。いつもは教室に生徒が詰め込まれているような状態ですが、綺麗に飾られた新しい教室で余裕をもって楽しそうに学ぶ姿に、胸がいっぱいになりました。

 

 (藤井理事長)6月の新学期に間に合わせたいと、全員が学校周辺の民家に一人一家庭でホームステイをしてその家族の一人になり、寝食を共にして頑張りました。ホストファミリーは当然ですが、近所の人たちや子どもたちと作業から帰ったら、ワイワイガヤガヤと楽しく過ごしました。
なんだか、新しい家族がフィリピンにできた気持ちになりました。
あたかも日本は寒中でしたが、フィリピンは連日35度を超す炎天下での仕事でした。
不足する教室の増設に38名の男女学生全員が6~7名の班を作り、モルタル用の砂ふるいやブロック運び、鉄骨の錆止め、ペンキ塗りなどに励みました。
新しい教室は、それぞれにトイレを備えた3教室を建設いたしました。

ブラカン州パンディー地区サン・アントニオ小学校の関係者ともに
  

(藤井理事長)学ぶ教室に恵まれていないフィリピンの地方の教育改善に力点を置いてこれからも活動して参ります。 ご支援いただいている皆さまの思いとボランティアの思いとともにフィリピンの子どもたちが学び、夢に向かって頑張っていくことと思います。