フィリピンの恵まれない児童に学校を! 給食を! 教育こそ貧困の連鎖を断ち切る力になる

竣工しました!

クラウドファンディング目標金額達成から約1年半、とてもきれいな校舎が完成しました。
皆様の温かいご支援で、この日を迎えることができました。深く感謝申し上げます。

完成を喜ぶ先生方

新校舎(向かって左側)

新校舎(向かって右側)

7月15日 ブラカン州教育省長官から竣工式にお招きいただき、視察を兼ねて出席いたしました。
学校敷地全体が湿地帯のため、教育省のアドバイスで敷地内でより良い場所に建設地を変更し、1.4メートル嵩上げ工事を行ったこともあり、浸水の心配もなく学べる教室となりました。
前日に雨が降り、敷地内には池かと思うほど水が残っていましたが、新校舎は問題ありません。

障害者用教室にも使えるよう設置されたスロープ

校舎に向かって左に階段、右に体が不自由な児童たちを想定して、手すりのついたスロープが作られました。
障害を持つ児童数が多く、そのため、将来は障害を持つ児童を優先的に使える校舎として活用していく予定だそうです。
教室は明るく、しっかり学べる環境です。

完成教室

完成校舎を視察

銘板除幕式、カトリックのしきたりに則り、神父さんの司式によって聖水による祝別が新しい教室や階段、スロープすべてを回り行われました。

銘板除幕式―常に水に悩まされる学校

ギフトの銘板

テープカット

完成教室の祝別

夏休み期間中と感染対策いうこともあり、児童は参加できませんでしたが、各回の関係者や地元の方々、先生方など、多く参加がありました。

歓迎歌を唄う全盲児童

感謝状を授与されました

建設業者に苦労した点を聞くと、やはり水問題でした。
基礎工事の際にホースで水抜きを1作業ごとに行い、コンクリートで固めていくことが大変で、しっかりとした基礎を作るためにその間は休日なく作業を進めてくれたそうです。

左から 教育省長官、藤井理事、理事長、建設業者夫妻

教育省長官・学校長等関係者の皆様

9月に新学年度が始まります。
この校舎で多くの児童が学び、成長していくことを心から願っております。

諦めかけた学校建設を無事行うことができました。
皆様にご協力・ご支援いただけて、誠に幸甚に存じます。
重ねてお礼申し上げます。
クラウドファンディングのギフト発送は8月末を予定しておりますので、今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。

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