8月20日~27日、昨年に引き続き、栄養失調児童の給食活動STUDYTOUR第2回目を行いました。
向かった先は、フィリピンラグナ州カブヤオ市、ニウガン・サウスビル第Ⅰ小学校。
5600人在校生の内、1500人もの児童が、朝食を食べられないほどの極貧の地域の学校です。
RASAでは、2013年から給食支援を行って参りました。
そして2015年からは学内で、給食支援を行っています。
4年生までは2部授業のため給食が必須ではありません。ですが、5・6年は1日中授業で、どうしても昼食が必要です。
その児童のうち100名に、栄養を考慮した、バランスのいい給食を支給しています。今回、その活動に13名の学生ボランティアが参加し、現地での給食支援活動をしました。
学生は給食を作るサポートを行い、粉ミルクやビタミン剤を配布し、食卓を準備し、配膳を手伝い、ぎゅうぎゅうの教室で活動を行いました。
また、おかわりを配ったり、後片付けを行いました。
そのほかに、子どもたちと折り紙などで共に遊んだり、夜は現地の一家族につき日本人一人がホームステイをし、共に生活しました。
10月1日には、学生の体験発表が行われました。
8月の給食支援活動のほか、2月の学校建設活動についての報告も行いました。
多くの方から、質問があり、30分の延長を行うほど、盛り上がりました。
フィリピンと日本のの歴史的な関係や将来を考えるという点でも、一連の活動は有意義なものではないでしょうか。