【食品配付支援】4~6月活動報告

4月、フィリピンではエルニーニョ現象の影響を受け、気温35度を超える暑い日が続きました。
危険な暑さに達したため、多くの学校が休校や遠隔授業となりました。
フィリピンは、気候変動対策が脆弱です。サウスビルⅠ小学校も教室にエアコンは無く、扇風機のみで換気の悪い密集した教室で児童が学ぶため、休校となりました。
また、5月中旬は台風1号の影響を受け、休校となりました。
これから暑さが増し、台風シーズンとなります。
児童の多くは、廃材を用いて作ったバラック造りで床が無く地面の家で生活しており、健康状態が心配です。

5/7～13に支援継続等の打ち合わせと現地調査のため、フィリピンに行ってまいりました。ニュースレターVol.45で詳しくご報告させていただいております。
配付食品を手にした児童と家族は、笑顔でお米等を抱えていました。

6月上旬で現地の学年度が終わり、長い夏休みに入ります。
支援対象児童と家族は、平常月と同様に貧困の中での生活ですので、夏休み中の支援継続が必要です。
5月訪問時に学校と、資金不足や円安と物価上昇の影響で配付食品数は減少しますが、夏休み中も含めた支援の継続を決定しました。
7月の活動報告と共に詳しくご報告させていただきます。