皆様の温かいご支援で食品配付支援を10ヶ月間行うことができましたことに、厚く御礼申し上げます。
フィリピンの学校年度に合わせて昨年9月~6月までを支援期間として、以下のとおりの栄養ある食品(約280万円分)を配付することができました。
食品のほとんどが輸入品のため、為替変動による価格上昇が今後懸念されます。
コロナ禍で「給食」から「食品配付」と支援の形を変えて、困窮する140名児童と家族を支援してまいりました。
支援世帯の30%が父母共に収入が無く、父親の32%、母親の80%が無職です。
職業のほとんどは正規雇用ではなく、日銭稼ぎや数ヶ月単位の非正規雇用のため、安定した収入を得ることが出来ません。
現地スタッフのデニス氏やコーディネーター、小学校の協力があり、無事140名全員に食品を配付することが出来き、感謝の念に堪えません。
また、支援世帯は厳しい生活の中でも配付食品を親戚やご近所と分け合い、少しずつですが多くの手に届き、この支援を行って本当に良かったと強く感じています。
支援には継続が必要です。
現在、フィリピンの新年度開始9月からの支援に向けて準備をしております。
しかし、為替変動の影響で円安となり、資金不足と厳しい現状です。
100円のご支援が、児童1人とその家族の配付食品1日分になります。
子どもたちの命を守るため、今後ともご支援をよろしくお願いいたします。