フィリピンの恵まれない児童に学校を! 給食を! 教育こそ貧困の連鎖を断ち切る力になる

ボランティアの声2005年以前

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Iさん

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フィリピンでの3週間は中身の濃いものでいい体験ができたと思います。自分がどれだけ贅沢な暮らしをしているのか考えさせられる部分も沢山ありました。現地の人は、本当に心が温かく常に笑顔で、更に人と人との繋がりを大切にしていました。私はこの笑顔や優しさのお蔭で3週間頑張ることが出来たのだと思います。
私達の活動が終わりに近づくにつれ自分も一緒に作ってきたのだなと改めて感じ、嬉しくなりました。ただ、完成しないまま帰国しなければいけなかったことは、残念でした。できれば一緒に完成させたかったです。でも私たちの活動が多くの人の役に立てたということは本当に嬉しいです。完成した学校をぜひ見に行きたいです。

Hさん

今まで勉強、受験、部活と自分のためだけのことをしてきて、人のために何かするということがなかった。自分が少しでも、人の役に立ちたいと思ってこのプログラムに参加した。でも逆に現地の人々に沢山の元気をもらった気がする。貧しくても常に明るく、たくましく、輝いて見えた。田舎の教会にいた沢山の子ども達は学校に行けず、教育を受けられず、また1日1回しか食事を取ることが出来ないにも拘わらず、いつも笑顔で明るくたくましく、輝いて見えた。

Tさん

出発前は不安で仕方が無かったのですが、「今直ぐにでも戻りたい」と思えるほどホームステイは楽しくかけがえの無い経験でした。シャワーも無く温水も一切出ない家で、そして日本語の通じない環境で3週間も過ごせるのかと本当に不安でした。然し以外にも生活に不自由はなく・・・・言葉だけがコミュニケーションをとる方法ではないことを実感しました。
今回のRASAの参加は、自分の殻を少しでも破り、一歩でも自分を前進させたいとの考えての参加でした。そのために幾つか自分に目標を設けて参加にあたりましたが結果としてこのことが、より良い経験に繋がったと考えています。今自分に何が出来て、何が出来ないのか。今後、何を意識しながら生活すべきなのかを考える機会でもありました。そし自分の進むべき道を考える上で、ヒントを得ることができたと考えています。RASAでの活動を通して多くのことを学び経験し、本当に価値ある3週間であったと思います。帰国してからもホストファミリーや友人たちとEmail交換やチャットをするなどして、交流は続いています。今後も交流を続けていくつもりです。

Mさん

百聞は一見にしかず。 現地では 日本と全く違った生活でショックだったが、どういうわけか不便に感じたり面倒に思うことはありませんでした。むしろ日本での生活を省みることが多かった。
自分がどれほど恵まれた環境で生活しているのか、そしてそれが過剰な利便性を持ち合わせているかのようにも思えました。
沢山の人との出会い、多くの体験で、自分の価値観が大きく変わりました。それによってこの企画の大義を実感することも出来たし、また自分の学んだことを他の人にも知って欲しい、知らせなくてはという責任感を持ちました。
想像と現実のギャップはまさにカルチャーショックの主で、まさしく”百聞は一見にしかず。”でした。

Kさん  フィリピンで得たもの

ホストファミリーとフィリピンの貧困について話す機会があった。その例としてフィリピンんの看護婦事情について聞いた。アメリカやオーストラリアでは、現在看護婦になる人が減少して、その不足を補う為にフィリピンの看護婦を輸入し、需要を満たしている。このような先進国では、フィリピンで働くよりずっと多く稼げ、多くの仕送りも出来るので、多数のフィリピン人は移住を目指して看護学校へ通う。
しかしフィリピンの貧しい家庭の学生たちは看護学校に通うだけの授業料を払うことが出来ず、看護医学校に行くことができるのは、フィリピンの中でも裕福な家庭だけになる。しかも元々フィリピンで看護婦をしていた経験豊富な看護婦だけでなく、フィリピンで医者をしていた人も海外に看護婦として働きに行くのだそうだ。結果フィリピンに残るのはごくわずかな新米看護婦になる。フィリピンの高い教育を受けた人材が海外に流出するだけでなく、フィリピンにそのような人的資源が残らないという問題も起きてきている。
私にとって、今回の経験はフィリピンでのホストファミリーとの交流や楽しかった思い出だけでなく、この国の貧富の差や学校に」行けず、トライシクル(自転車タクシー)の仕事をして、家計を支える子供達などの、フィリピンの深刻な現状について考える大きなきっかけとなった。

Oさん

フィリピンは貧しかった。日本の家には及ばずとも必要最小限のものが揃っている家だって沢山ある。けれどもフィリピンにはお金がないことによる不幸が沢山あると思った。衛生状態が悪いなんてレベルで済まされない、ダンプサイトで暮らす人もいた。
でも彼らは笑っていたし、僕の目には幸せそうに映る時もあった。彼らはきっと一生懸命に生きている。
僕は幸せになりたいと思う。今までは漠然とだけど、幸せになる為にはちょっとばかしのお金が必要かもしれないと思っていたけど、今は違う。「僕はひとまず一生懸命生きてみよう」と思う。
気付いたらRASAの内容が重いけど、とても楽しくて、楽しくて、楽しいものです。RASAに参加して本当に良かった。僕をRASAに参加させてくれた人達、RASAでの思い出を忘れられないものにしてくれたすべての人に感謝しています。

Nさん フィリピン学校建設ボランティア感想

この3週間で出会った友人、仲間、家族(ホームステイ先)現地で接した多くの人と出会えたこと、多くの人と知り合いになり、分かち合えたこと。現地で体験したこと。これが何より感慨深く貴重な物となった。
フィリピンのような発展と発展途上国にホームステイすること自体なかなか出来ないことではないか。留学やホームステイするところといえば先進国が多いし、旅行ではあまりその国の中側まで見られないことだろうし、フィリピンの内側を垣間見られたことはとても貴重なことだと思う。
特にダンプサイトに行ったことで、自分が、日本がいかに恵まれているかということを実感することができたし、生きていくのに、精一杯の貧しい人達がこの世界にいるということも、ブラウン管ごしでなく、この目で知った。自分が食べたい時に食べられる一方で、何日に一度しか食事が出来ない人がいることは知っていたが、本当の意味では何も知らなかったと思う。今だって何も分っていないのかもしれない。でもそういう現実に対して親身に考えられるようになった。今まで何の実感もなかったことが、実感できるようになった。この経験をこれっきりのいしないで、これからの人生に生かしていきたいと思う。
そしてこのようないい経験を、もっと多くの人に得て欲しいと思う。

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