フィリピンでは8月下旬から新学年度に入りました。
対象児童140人に授業日数190日支援することをサウスビルⅠ小学校と契約締結して、今学年度の食品配付支援を開始しました。
今学年度も前期と後期に分けて、出来るだけ多くの児童世帯を支援するため、支援児童の入替を2月に行い、延べ280人を支援していきます。

しかし、9月に入りお米の価格が1㎏あたり約10円また値上りました。
8月も約10円値上がりましたので、7月と比較すると約20円の値上りになり、現在も高値を継続しています。
1回の配付5㎏分の値上り分約100円で、蛋白やカルシウム源となる缶詰なら2缶、粉ミルクなら4袋、卵であれば6個買い足すことができます。

現地通貨で支援金を送金しているため、物価高騰と円安の影響が大きく出ます。
とはいえ、同じ支援金で配付食品数がこれ程変わるとは想定外です。
9月より10月、10月より11月と配付食品数の減少が続いています。
主食であるお米は減らさず、出来るだけ多くの食品を届けれるように現地スタッフが食品を少しでも安価で多く購入できるよう奮闘しています。

児童と家族からは、「食品数が減ってもこの支援を続けてほしい」と多くの声が届きます。
支援活動は、皆さまの会費・寄付金で行っています。
日本国内も厳しい現状ですが、フィリピンの子どもたちの命をつなぐ支援です。
継続していくために、ぜひ皆様のお力をお貸しください。ご支援をお待ちしております。

◆9月配付食品

1回目:9月8日(通常配付数)
・米 5㎏
・卵 10個
・粉ミルク 8袋
・缶詰6缶(イワシとトマト、コンビーフ、ビーフローフ、ミートローフ、カルデレータ・アフリターダ…煮込肉トマトシチュー)
・インスタントラーメン 3袋

2回目:9月22日(通常より、▼卵4個減、▼粉ミルク4袋減、▼缶詰3缶減)
・米 5㎏
・卵 6個
・粉ミルク 4袋
・缶詰3缶(イワシとトマト、ビーフローフ、コンビーフ)
・インスタントラーメン 3袋

◆10月配付食品

1回目:10月6日(通常より、▼卵4個減、▼粉ミルク3袋減、▼缶詰3缶減)
・米 5㎏
・卵 6個
・粉ミルク 5袋
・缶詰3缶(イワシとトマト、コンビーフ、ビーフローフ)
・インスタントラーメン 3袋

2回目:9月8日(通常より、▼卵4個減、▼粉ミルク3袋減、▼缶詰3缶減)
・米 5㎏
・卵 6個
・粉ミルク 5袋
・缶詰3缶(イワシとトマト、コンビーフ、ビーフローフ)
・インスタントラーメン 3袋

◆11月配付食品

1回目:11月10日(通常より、▼卵4個減、▼粉ミルク4袋減、▼缶詰4缶減)
・米 5㎏
・卵 6個
・粉ミルク 4袋
・缶詰2缶(イワシとトマト、コンビーフ)

2回目:11月24日(通常より、▼卵4個減、▼粉ミルク4袋減、▼缶詰4缶減)
・米 5㎏
・卵 6個
・粉ミルク 4袋
・缶詰2缶(コンビーフ、ビーフローフ)

※粉ミルク…33g/袋(200mlの牛乳相当)

◆9月送金額 約44.6万円(内、10月分 約5.3万円含)
食品購入額 約36.5万円+ 準備費用 約2.8万円

◆10月送金額 約30.8万円+9月繰越分 約5.3万円
食品購入額 約33.2万円+ 準備費用 約2.8万円

◆11月送金額 約30.4万円
食品購入額 約27.6万円+ 準備費用 約2.8万円