フィリピンでは7月第1週で学年度が終了して、8月28日まで夏休みでした。
学年度中も長期休暇中も食べることは必須です。
支援対象世帯は支援の無い長期休暇に不安を抱いており、長期休暇中の体重減少が懸念されます。

そこで、理事会で決議した「夏休み臨時支援」を通常支援に加えて行い、7月に2回、8月に2回食品を配付しました。
安全な受渡場所として学校の協力を得ることができ、無事支援児童世帯に届けることができました。

  

しかし、物価上昇が止まりません。
8月に現地スタッフから、お米を始め食品の価格がまた値上がりしたと報告がありました。
お米は1㎏で約10円値上がり、1回の配付分(140人10日分)700㎏に換算すると、約7,300円高くなります。
また、卵も1個1円強値上げで、1回の配付分(1,400個)で約1,800円高くなり、お米と卵だけで約9,100円と値上がりです。

  

そのため、配付食品数に影響が及び、8月は粉ミルクを1回8袋から4袋に減らし、2回目の配付時は卵の数を10個から7個に減らさざるを得ませんでした。
現地スタッフが市場調査をして、調達時に出来る限り購入価格を抑えれるよう努めています。
このまま円安と物価上昇が継続しますと、更なる配付食品量の減少が危惧されます。

  

140人の支援対象児童と家族が食品の配付を必要としており、支援継続には皆様のご協力・ご支援が必要です。
ご支援1,000円で、10日分の食品(1人分)を届けることができます。
何卒よろしくお願いいたします。
ご寄付について詳しくはこちらをご覧ください。

  

◆7月配付食品

1回目:7月7日
・米 5㎏
・卵 10個
・粉ミルク 8袋
・缶詰3缶(イワシとトマト、コンビーフ、アドボ‥肉と野菜の酢漬煮)
・インスタントラーメン 1袋

2回目:7月21日
・米 5㎏
・卵 10個
・粉ミルク 8袋
・缶詰3缶(イワシとトマト、ビーフローフ、コンビーフ)
・インスタントラーメン 1袋

◆8月配付食品

1回目:8月4日
・米 5㎏
・卵 10個
・粉ミルク 4袋
・缶詰2缶(イワシとトマト、コンビーフ)

2回目:8月16日
・米 5㎏
・卵 7個
・粉ミルク 4袋
・缶詰2缶(ビーフローフ、コンビーフ)

※粉ミルク…33g/袋(200mlの牛乳相当)

 

◆7月送金額 約36万円
 食品購入額 約33万円+ 準備費用 約2.9万円

◆8月送金額 約31万円
 食品購入額 約28万円+ 準備費用 約2.6万円